見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
「副社長、私…」
肩書きでずっと呼ぶのもどうかある。
けれど、私達は恋人同士になった訳ではないし、彼はあの時そう言って高吉君に嘘を吐いたけれど、あれはただ、その場凌ぎの言葉の綾に過ぎない。
今は上司と部下。
そう気落ちしながらも前を向く。
まっすぐ目を向ける先にいる彼は、真剣な顔つきで、こっちをじっと見つめ返していた。
「私…さっきからずっと思い出していたんです。副社長のこと、本当に一目惚れをしたのかどうか」
あの時は酔っ払っていたし、ぼうっと頭も冴えなくて、必要以上に彼の色気にも当たって狼狽えていた。だから、あんな大胆なセリフが言えたのだし、妙に意地を張って、彼に訴えようとした。
「本当は最初、副社長の筋肉に惚れたような気がします」
そう言うと無言で目を点にされる。いや、多分そういう顔をされるだろうとは思ったのだけれど、それはあまり間違いのない事実だ…と自分でも思い返した。
「あの…、引かないで下さい。私、別にマッチョな人が好みとか、そういうのじゃありませんから」
肩書きでずっと呼ぶのもどうかある。
けれど、私達は恋人同士になった訳ではないし、彼はあの時そう言って高吉君に嘘を吐いたけれど、あれはただ、その場凌ぎの言葉の綾に過ぎない。
今は上司と部下。
そう気落ちしながらも前を向く。
まっすぐ目を向ける先にいる彼は、真剣な顔つきで、こっちをじっと見つめ返していた。
「私…さっきからずっと思い出していたんです。副社長のこと、本当に一目惚れをしたのかどうか」
あの時は酔っ払っていたし、ぼうっと頭も冴えなくて、必要以上に彼の色気にも当たって狼狽えていた。だから、あんな大胆なセリフが言えたのだし、妙に意地を張って、彼に訴えようとした。
「本当は最初、副社長の筋肉に惚れたような気がします」
そう言うと無言で目を点にされる。いや、多分そういう顔をされるだろうとは思ったのだけれど、それはあまり間違いのない事実だ…と自分でも思い返した。
「あの…、引かないで下さい。私、別にマッチョな人が好みとか、そういうのじゃありませんから」