見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
こうやって考え直すと、やはり彼は手の届かない場所に住む人なのかな…と思いだす。
自分の片思いが、まだ続いている気がする……。
(考え過ぎよね…)
好きだって言ってくれたものね…と相手の声を思い起こそうとした。
照れくさそうな顔で寄ってくる、彼の熱を蘇らそうとした___。
「神野ちゃん!」
ギクッ!と心臓が大きく跳ね上がって体を起こした。
慌てて振り返るとデスクの脇には珠紀が立っていて、ニヤつくその目線に胸が鳴り、直ぐに目を逸らせて、「おはよう…」と挨拶した。
「おはよ」
ニヤニヤしたまま珠紀は私の方へ寄り、「金曜日は驚いたわよ」と耳打ちしだす。
「あの後、私が質問攻めにされちゃって大変だったんだからね。いつから二人が付き合ってたの!?と皆に訊かれて困ったわ」
「…ご、ごめん…」
肩身を狭くして謝る。
でも、私もこの間、初めて告白を受けたばかりだし、今も彼と付き合いが始まっているのかどうかさえ、不確かな感じだ。
「それは別にいいんだけど、皆が神野ちゃんに肖りたいらしくって」
「え?」
「ぼた餅、お裾分けして欲しいそうなの」
自分の片思いが、まだ続いている気がする……。
(考え過ぎよね…)
好きだって言ってくれたものね…と相手の声を思い起こそうとした。
照れくさそうな顔で寄ってくる、彼の熱を蘇らそうとした___。
「神野ちゃん!」
ギクッ!と心臓が大きく跳ね上がって体を起こした。
慌てて振り返るとデスクの脇には珠紀が立っていて、ニヤつくその目線に胸が鳴り、直ぐに目を逸らせて、「おはよう…」と挨拶した。
「おはよ」
ニヤニヤしたまま珠紀は私の方へ寄り、「金曜日は驚いたわよ」と耳打ちしだす。
「あの後、私が質問攻めにされちゃって大変だったんだからね。いつから二人が付き合ってたの!?と皆に訊かれて困ったわ」
「…ご、ごめん…」
肩身を狭くして謝る。
でも、私もこの間、初めて告白を受けたばかりだし、今も彼と付き合いが始まっているのかどうかさえ、不確かな感じだ。
「それは別にいいんだけど、皆が神野ちゃんに肖りたいらしくって」
「え?」
「ぼた餅、お裾分けして欲しいそうなの」