見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
あれと同じ雰囲気になれる日は来るのだろうか。
それは一体いつになるのだろう…と思うと胸に不安が広がってくる。


(考えたって駄目よね。先ずは目先のことを受け止めよう)


ボコボコにされるのだけは勘弁して欲しいな…と思いながら仕事をした。
不安に駆られながらする仕事は進まず、やたらと能率が悪かった。



お昼休み直前に珠紀から、『小会議室を押さえてあるから』とメッセージがきた。
その文字を眺め、ゴクン…と喉を鳴らして、『了解』と文字を打ち返す。


その後、小会議室へ向かって歩きだした。
何が待っていても逃げたりしないで、とにかく真摯に向かい合おう…と心に決めて__。



会議室のドアをノックして開けると、中に居る女子達が一斉に振り返った。
その視線にビクつく私を視界入れ、「こっちこっち」と手を振り、「座って」と椅子を引かれる。



「神野ちゃん、いろいろと詳しく聞かせて貰うわよ」

「その前に先ずは食事をしましょ」


コンビニで色々買ってきたよ…とレジ袋の中身を取り出す。
その様子を椅子に着かされながら見つめ、喉を通るかな…と心配をしていたけれど……。



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