見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
「ねぇ、日菜のとこはどう?総務部の福利厚生担当って、社内でも有名な『棚ぼた職』って呼ばれてるんでしょ」
ラッキーだったじゃん!と言われるのは、どうも琴音の部署に配属された「大隅」という名の女性らしい。
「んー、なんて言うかさ。私も配属されて直ぐは、結構ラッキーだと思ってたのよ。先輩二人は優しいし、一緒に頑張っていこうね…と言って、いい関係だなと思ってたの。
だけどさ、フタを開けてみたら、仕事は地味だし忙しいし、雑用っていうか、ここまでやんなきゃいけないの!?って感じで、ちょっとビックリでやってられそうもないんだ」
「でも、それを今までは、神野先輩が一人でやってたんでしょ!?うちの先輩達がえらく彼女のことを褒めてたよ」
「私も聞いてる。先輩達、彼女をまるで女神のように思ってるんだって」
気持ちのあったかい人なんだってさ…という声を聞き、つい自分のことのように頬が緩んでしまいそうにもなったが。
「ええー、そうかなぁ」
不満気な声を漏らす大隅の言葉に、ピタッと緩みが止まった。
ラッキーだったじゃん!と言われるのは、どうも琴音の部署に配属された「大隅」という名の女性らしい。
「んー、なんて言うかさ。私も配属されて直ぐは、結構ラッキーだと思ってたのよ。先輩二人は優しいし、一緒に頑張っていこうね…と言って、いい関係だなと思ってたの。
だけどさ、フタを開けてみたら、仕事は地味だし忙しいし、雑用っていうか、ここまでやんなきゃいけないの!?って感じで、ちょっとビックリでやってられそうもないんだ」
「でも、それを今までは、神野先輩が一人でやってたんでしょ!?うちの先輩達がえらく彼女のことを褒めてたよ」
「私も聞いてる。先輩達、彼女をまるで女神のように思ってるんだって」
気持ちのあったかい人なんだってさ…という声を聞き、つい自分のことのように頬が緩んでしまいそうにもなったが。
「ええー、そうかなぁ」
不満気な声を漏らす大隅の言葉に、ピタッと緩みが止まった。