見守り愛 〜ビタースイートな副社長と一目惚れの恋を成就したい〜*おまけ終了*
これ好きなのよねー、と喜んでくれる。
その顔を見るとホッともするけれど、結局はそのままそこに置き去りにされた__。
突っ立っているのもおかしいから再びソファに腰を下ろす。
だけど、どこを見ればいいのか分からず、目の前に置いてある大理石の天板が乗ったテーブルを眺めた。
天板の色はローズカラー。
淡いパステル調で、新婚さんらしい雰囲気を感じさせる。
「……えーと、神野さん」
社長に呼ばれ、ビクッと肩を跳ね上げる。
細面の社長は、いつもは見ない黒縁のメガネを掛けていて、そのレンズの向こう側から私の方に視線を注いでいた。
「千之とはいつから知り合い?」
(急にきたーっ!)…と内心叫んだ。
相当焦って斜め前を見遣るけれど、こっちに目を配る気配もないほど、副社長は持っている雑誌に視線を向けている。
「…えーと、あの…先月にあったキャンプの時からです…」
実はその前にあったスポーツ大会でも、いきなり怒鳴られてビックリしましたけども。
「えっ!お前、本当にあの行事に参加したのか!?」
その顔を見るとホッともするけれど、結局はそのままそこに置き去りにされた__。
突っ立っているのもおかしいから再びソファに腰を下ろす。
だけど、どこを見ればいいのか分からず、目の前に置いてある大理石の天板が乗ったテーブルを眺めた。
天板の色はローズカラー。
淡いパステル調で、新婚さんらしい雰囲気を感じさせる。
「……えーと、神野さん」
社長に呼ばれ、ビクッと肩を跳ね上げる。
細面の社長は、いつもは見ない黒縁のメガネを掛けていて、そのレンズの向こう側から私の方に視線を注いでいた。
「千之とはいつから知り合い?」
(急にきたーっ!)…と内心叫んだ。
相当焦って斜め前を見遣るけれど、こっちに目を配る気配もないほど、副社長は持っている雑誌に視線を向けている。
「…えーと、あの…先月にあったキャンプの時からです…」
実はその前にあったスポーツ大会でも、いきなり怒鳴られてビックリしましたけども。
「えっ!お前、本当にあの行事に参加したのか!?」