極上御曹司はウブな彼女を独占愛で堕としたい
流星さんは料理をしなかったのだろうか。出来ない訳じゃないのにどうしたのだろう。そう言えば昨日の流星さんは少しほっそりしてたような気がする。食生活はどうしていたのか心配になった。

「まずは掃除…掃除しよう」
冷蔵庫を閉めると掃除に取り掛かることにした。
その前に身に着けていた真珠を外し丁寧に箱に戻しておく。そして、しまった!と自分の格好を見てため息をついた。
綺麗なシフォンワンピースも脱いで動きやすい格好になりたかったけど、生憎私の着替えはもう無い。仕方ないからスカートの裾を縛りミニ状態にした。

まずは、キッチンから取り掛かる。
冷蔵庫の変貌を遂げた品々をゴミ袋に詰め冷蔵庫の中を綺麗に除菌する。キッチンは比較的綺麗だけど残っていた洗い物を片付けシンクをピカピカに磨く。今度はバスルーム。洗面台、トイレと水回りを綺麗に磨いた。その後は部屋を1つ1つ換気をして埃を取り掃除機を掛けた。
リビングも掃除を済ませ寝室も窓を開け、シーツを取り替え洗濯をしてさっぱりとした寝室に満足してうんと頷くと最後に書斎に入った。
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