総長さま、溺愛中につき。①〜転校先は、最強男子だらけ〜
「37.0℃……うん、下がってますね!」
まだ治ったわけではないし、一時的に下がってまた熱が上がることもあるだろうから……2、3日は安静にしていたほうがいいだろう。
高熱で倒れるなんて、よっぽどだろうから油断は禁物だ。
「……長居して、悪かったな」
会長さんは、帰るつもりなのか体を起こした。
「いえ。熱が下がってよかったです! あ、せっかくなのでお夕飯食べていきませんか?」
昨日、食べられそうになったらと、うどんを買っておいたんだ。
今朝は味気のないおかゆしか出せなかったから、少しは味のあるものを食べてもらいたい。
会長さんは一瞬驚いた表情をしたあと、こくっと頷いた。
「それじゃあ、休んでてくださいね! あ、シートも変えましょう……!」
ぬるくなっている冷却シートを剥がしてもらって、新しいのにつけ加える。