海の景色が変わる頃には…
放課後、凌が担任に呼ばれ1人で帰った日があった。
次の日から凌は生徒会に入った。1人で帰る日々の始まりだった。
―2週間前…
1人で帰る事になった5日目。その日は空がどんよりしていて今にも雨が降りそうだった。
校門を出て道を曲がると同時にふと校舎を見た。1つだけ窓が開いていてカーテンがなびいていた。
「生徒会室…?」
何となく気になって立ち止まるとフワフワと風になびくカーテンの後ろに人影が見えた。
「あっ!凌かなぁ?」
そう思って校舎に少しだけ近づいた。
そこにいたのは確かに凌だった。
でも凌の視線の先には女の子が上目遣いで凌を見ていて凌はいつも私にしてくれるようにその子の頭を優しく撫でた。
次の日から凌は生徒会に入った。1人で帰る日々の始まりだった。
―2週間前…
1人で帰る事になった5日目。その日は空がどんよりしていて今にも雨が降りそうだった。
校門を出て道を曲がると同時にふと校舎を見た。1つだけ窓が開いていてカーテンがなびいていた。
「生徒会室…?」
何となく気になって立ち止まるとフワフワと風になびくカーテンの後ろに人影が見えた。
「あっ!凌かなぁ?」
そう思って校舎に少しだけ近づいた。
そこにいたのは確かに凌だった。
でも凌の視線の先には女の子が上目遣いで凌を見ていて凌はいつも私にしてくれるようにその子の頭を優しく撫でた。