極上パイロットが愛妻にご所望です
彼の住まいは、品川区にあり海が見渡せる五十階建てのタワーマンションの最上階だった。久美の新居からひとつ手前の駅になる。
雨が降っていて、車窓からあまり周りは見えない。そうこうしているうちに、桜宮さんの運転する車は地下駐車場へ入ったから、立地はよくわからないけれど、エレベーターの階数の多さに目が丸くなった。
そして、彼が五十階を押したことから、余計に驚く。
エレベーターが高速で上昇する中、私の緊張はMAXになっていた。
自宅に男性を上げたのも初めてだったけど、上がるのも初体験。
舌が貼りついたようで声を出せず、階を表すインジゲーターへ視線を向けている。
隣の桜宮さんは私の一泊分の荷物が入ったバッグを右手に持ち、左手は私の手と繋いでいる。
最上階に到着し、奥のドアへと彼は歩を進めた。最上階に何戸あるのか余裕がなくてわからないが、玄関と思しきドアは普通よりも高さがあった。
「どうぞ」
玄関に入ると、感知してパッと電気が点くという慣れない仕様に感嘆の声が上がる。
雨が降っていて、車窓からあまり周りは見えない。そうこうしているうちに、桜宮さんの運転する車は地下駐車場へ入ったから、立地はよくわからないけれど、エレベーターの階数の多さに目が丸くなった。
そして、彼が五十階を押したことから、余計に驚く。
エレベーターが高速で上昇する中、私の緊張はMAXになっていた。
自宅に男性を上げたのも初めてだったけど、上がるのも初体験。
舌が貼りついたようで声を出せず、階を表すインジゲーターへ視線を向けている。
隣の桜宮さんは私の一泊分の荷物が入ったバッグを右手に持ち、左手は私の手と繋いでいる。
最上階に到着し、奥のドアへと彼は歩を進めた。最上階に何戸あるのか余裕がなくてわからないが、玄関と思しきドアは普通よりも高さがあった。
「どうぞ」
玄関に入ると、感知してパッと電気が点くという慣れない仕様に感嘆の声が上がる。