極上パイロットが愛妻にご所望です
料理ののったトレイを持って席に着き、私たちはさっそく「いただきます」と言って、食べ始めた。
「砂羽!」
ひと口チキンを頬張った私にCAの制服姿の久美がカツカツとパンプスのヒールを鳴らし颯爽と近づいてくる。
「久美。お疲れさま。これから?」
ビシッと決まった姿に、私は笑顔で尋ねる。
久美は比呂に頭を下げ、空いている私の隣の椅子へ腰を下ろす。
「そうなの。今日は腰を抜かすほど驚いたじゃない? 大丈夫?」
朝陽の件だ。
「う、うん……」
「本当に無事でよかったわ。砂羽に教えたくて探していたのよ」
「え? なに……を?」
大事な話なのだろうか?
きょとんとなって久美を見つめる私に、彼女はにっこり笑った。
「砂羽、王子に愛されているわよ」
久美の言葉に驚くも、対面に座る比呂が気になりうろたえる私だ。
「機内でね、王子は絶対に無事に着陸することを宣言したそうよ。自分には同じ会社で働くグランドスタッフに愛する女性がいるけど、昨日電話で喧嘩をしてしまい、ちゃんと話ができていない。絶対に彼女に会い、愛の告白をすると乗客に話したって」
私の目が大きく見開き、ポカンと口が空いたままで言葉にならない。
「砂羽!」
ひと口チキンを頬張った私にCAの制服姿の久美がカツカツとパンプスのヒールを鳴らし颯爽と近づいてくる。
「久美。お疲れさま。これから?」
ビシッと決まった姿に、私は笑顔で尋ねる。
久美は比呂に頭を下げ、空いている私の隣の椅子へ腰を下ろす。
「そうなの。今日は腰を抜かすほど驚いたじゃない? 大丈夫?」
朝陽の件だ。
「う、うん……」
「本当に無事でよかったわ。砂羽に教えたくて探していたのよ」
「え? なに……を?」
大事な話なのだろうか?
きょとんとなって久美を見つめる私に、彼女はにっこり笑った。
「砂羽、王子に愛されているわよ」
久美の言葉に驚くも、対面に座る比呂が気になりうろたえる私だ。
「機内でね、王子は絶対に無事に着陸することを宣言したそうよ。自分には同じ会社で働くグランドスタッフに愛する女性がいるけど、昨日電話で喧嘩をしてしまい、ちゃんと話ができていない。絶対に彼女に会い、愛の告白をすると乗客に話したって」
私の目が大きく見開き、ポカンと口が空いたままで言葉にならない。