極上パイロットが愛妻にご所望です
「もう少ししたら、また来よう。あまり出ていると風邪をひく」
「はい」
肩に朝陽の腕が回わり、キャビンへ促された。
何回か外へ出たり、キャビンに戻って温かいスープやコーヒーを飲み、身体を温めるのを繰り返して、現在は二十二時。
夜空を眺めてから、再びキャビンへ戻ろうとしたときだった。
待ち焦がれていたオーロラは、突然姿を見せ始めた。
『オーロラが始まった!』と、声が辺りに響き、私たちにも聞こえてきて振り返り夜空へ視線を向ける。
「朝陽っ! オーロラが!」
星が瞬く夜空にまるでカーテンが引かれるように、グリーン色をしたオーロラがゆらゆら揺らめいていた。
目にしたときは少しだったが、それは徐々に大きく広がっていった。
「すごいな。まだまだ広がっている」
朝陽が感嘆の声を漏らす。
周りからも、うっとりとため息や興奮した声が聞こえてくる。
「なんて幸せなの……」
私も例にたがわず、ため息が何度も漏れる。念願だったオーロラをこの目で、朝陽と一緒に見ているのだ。
「俺にもツキがあったようだな」
「えっ?」
緑色の神秘的に揺らめくオーロラから朝陽へ顔を向けると、彼は私を見つめていた。
「はい」
肩に朝陽の腕が回わり、キャビンへ促された。
何回か外へ出たり、キャビンに戻って温かいスープやコーヒーを飲み、身体を温めるのを繰り返して、現在は二十二時。
夜空を眺めてから、再びキャビンへ戻ろうとしたときだった。
待ち焦がれていたオーロラは、突然姿を見せ始めた。
『オーロラが始まった!』と、声が辺りに響き、私たちにも聞こえてきて振り返り夜空へ視線を向ける。
「朝陽っ! オーロラが!」
星が瞬く夜空にまるでカーテンが引かれるように、グリーン色をしたオーロラがゆらゆら揺らめいていた。
目にしたときは少しだったが、それは徐々に大きく広がっていった。
「すごいな。まだまだ広がっている」
朝陽が感嘆の声を漏らす。
周りからも、うっとりとため息や興奮した声が聞こえてくる。
「なんて幸せなの……」
私も例にたがわず、ため息が何度も漏れる。念願だったオーロラをこの目で、朝陽と一緒に見ているのだ。
「俺にもツキがあったようだな」
「えっ?」
緑色の神秘的に揺らめくオーロラから朝陽へ顔を向けると、彼は私を見つめていた。