雨のリフレイン
『あっ!水上先生探してたんですよ!お願いします!』
『すぐ行きます!…すまない、もう行かなければ』
看護師だろうか、後ろから聴こえた声が電話を妨げる。だが、それがかえって洸平本人からの電話なんだと安心をくれる。
ホッとしたら、もっと声が聞きたくなった。
「あの!この電話は、あの人に知られていて。しばらく電源切りますから。連絡は、弁護士先生を通して下さい」
『そうか、わかった』
たぶん、急いでいる洸平は電話を耳から離しただろう。
それはわかっていたけれど、相手が洸平だと確信出来て安心した柊子は、思わずつぶやいていた。
「私、洸平さんを好きでいていいのかな。別れなくていいのかな」
「……!」
聞こえていないと思っていたそのつぶやきに、思いもよらず反応があった。
『すぐ行きます!…すまない、もう行かなければ』
看護師だろうか、後ろから聴こえた声が電話を妨げる。だが、それがかえって洸平本人からの電話なんだと安心をくれる。
ホッとしたら、もっと声が聞きたくなった。
「あの!この電話は、あの人に知られていて。しばらく電源切りますから。連絡は、弁護士先生を通して下さい」
『そうか、わかった』
たぶん、急いでいる洸平は電話を耳から離しただろう。
それはわかっていたけれど、相手が洸平だと確信出来て安心した柊子は、思わずつぶやいていた。
「私、洸平さんを好きでいていいのかな。別れなくていいのかな」
「……!」
聞こえていないと思っていたそのつぶやきに、思いもよらず反応があった。