雨のリフレイン
「団長、三浦先生、本当に世話になりました」
信子と話し終えた洸平は、改めて三浦夫妻に深々と頭を下げた。
「色々あったけど、とにかく無事で良かったよ、水上」
「本当。やっとお家のゴタゴタが落ち着いたと思ったら、まさかのバス事故。たまたま見てたニュースで柊子さんの名前見た時は、もう驚いて。
柊子さんも赤ちゃんも無事で良かった」
「二人のおかげで、柊子も信子さんも子供も無事だ。俺は家族を失わずに済んだ。感謝してもしきれないよ」
「それは、私たちもよ。水上先生のおかげで結婚出来たんだもの。これくらいのことしたって足りないくらいだわ」
香織の言葉に團も大きく頷いた。
「これから、どうするんだ?大学病院に戻るのかい?」
「子供が生まれるまでは、とりあえず横浜でやっていくつもりなんだ。
柊子が仕事に戻れるようになったら、状況を見て東京に戻るか、横浜に残るか三人で話し合って考えるよ」
「あぁ、それがいい。きちんと話し合ってお互いの考えを示して行くことは、大事だから」
カッコつけたせいで、すれ違った日々の虚しさを思い出す。
不器用なのはわかっている。これからは不器用なりに、柊子の望むことをストレートに確認しながら、歩んで行きたい。
カッコよくなくても、スマートじゃなくても、人間臭い自分を柊子なら受け入れてくれるから。
團の言葉が、今の洸平には深くしみた。
信子と話し終えた洸平は、改めて三浦夫妻に深々と頭を下げた。
「色々あったけど、とにかく無事で良かったよ、水上」
「本当。やっとお家のゴタゴタが落ち着いたと思ったら、まさかのバス事故。たまたま見てたニュースで柊子さんの名前見た時は、もう驚いて。
柊子さんも赤ちゃんも無事で良かった」
「二人のおかげで、柊子も信子さんも子供も無事だ。俺は家族を失わずに済んだ。感謝してもしきれないよ」
「それは、私たちもよ。水上先生のおかげで結婚出来たんだもの。これくらいのことしたって足りないくらいだわ」
香織の言葉に團も大きく頷いた。
「これから、どうするんだ?大学病院に戻るのかい?」
「子供が生まれるまでは、とりあえず横浜でやっていくつもりなんだ。
柊子が仕事に戻れるようになったら、状況を見て東京に戻るか、横浜に残るか三人で話し合って考えるよ」
「あぁ、それがいい。きちんと話し合ってお互いの考えを示して行くことは、大事だから」
カッコつけたせいで、すれ違った日々の虚しさを思い出す。
不器用なのはわかっている。これからは不器用なりに、柊子の望むことをストレートに確認しながら、歩んで行きたい。
カッコよくなくても、スマートじゃなくても、人間臭い自分を柊子なら受け入れてくれるから。
團の言葉が、今の洸平には深くしみた。