雨のリフレイン



「柊子さん、もし良かったらこのまま名古屋に居ていいのよ。柊子さんも水上先生もウチで働いてくれたら助かるわ」
「香織先生、厳しいからなぁ…鍛えられそう」
「いいじゃない柊子、ビシビシ鍛えて貰いなさいな」
「まぁ、でも、まずは子育てよね。羨ましいなぁ。ね、お腹触らせて。ご利益あるかもしれないし」
「うふふ、バス事故でもへっちゃらだった強い子ですよー。どうぞ触って下さい」
「あ、動いた!これは、足ね。この私を足蹴にするだなんて、いい度胸じゃないの〜!」



香織と柊子と信子がキャッキャと楽しそうにしている姿を、洸平と團は優しく見守る。

「こんな穏やかでキラキラした時間があるなんて…結婚して良かったな、水上」

「あぁ。もう、同じ過ちは繰り返さない」


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