*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
もう少しだ…。

蓮司に酷い言葉を投げつける度に、悲しげな瞳の中にうつる目をつり上げた自分の顔に私の心が悲鳴をあげる。

「いいよ、もう嘘つかないで。
朝陽さんとヤったんでしょ!

昨日も駐車場で抱きあってたって。
毎晩遅く帰って来てたのも二人で会ってたわけ?」

「朝陽とはそんな関係じゃない!
俺のこと少しは信じろよ!」

「信じる要素がどこにあるのよ!
ツナギに朝陽さんの香りプンプンさせて!」

「それは…」

「だいたいお父さんの事故で同情させて、蓮司に甘えて計算高い人よね!」

" ぱんっ!"

頬に鋭い痛みが走った。

「 やめろ!朝陽はそんなやつじゃない!」

蓮司の振り上げた手が私の頬を叩く。

でも…叩かれた頬よりもずっと…心がそれ以上に痛くて悲鳴をあげている。


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