*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
「暴力振るうなんて最低っ!

蓮司も朝陽さんも最低!!

どうして人のモノになってから欲しがるのよ!

なんで結婚する前に欲しがらないのよ!

どうして付き合う前に欲しがらないのよ!

八年間二人して何やってたのよ!!」


「ふざけんなよ!
それ以上朝陽の悪口言うんじゃねぇよ!
俺たちのこと何も知らないくせに」

「知りなくもないし、知るつもりなんてない!

蓮司の言うことなんてもう何にも信じられない!!」

「あぁわかった。
そんなに俺の言うことが信じられないなら…もう一緒には暮らせない…」

「 そうだね…。別れよう蓮司」

「えっ……」

怒りに唇を震わせていた蓮司が真顔になって固まった。

「あか…り…?」

その顔はみるみる血の気が引いて青白い。

「私たち別れよう。

朝陽さんとの付き合いは八年だけど、私とはたったの一年。

すぐ忘れられるよ私のことなんて」

「なにいって…」
蓮司はそのまま言葉を失った。

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