*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
十年前に朝陽さんの目の前で交通事故にあってしまったお兄さん…。
一緒に救急車に同乗して…息を引き取る姿をただ見ていることしかできなかったこと。
「だから、お父さんの事故の連絡にひどく動揺して事情を知っていた香田に頼って、明莉ちゃんに誤解と心配かけたこと謝ってたよ」
私は手の中のディスクをぎゅっと握り締めて、片瀬さんの話を聞いていた。
亡くなったお兄さんに、蓮司はどことなく似ていて、蓮司にお兄さんの面影を重ねて…。
聞いていてとても辛い話だった。
「人の辛い過去の話を香田はいくら明莉ちゃんにでも勝手に話すような奴じゃない。
明莉ちゃん、
俺さ、悪いけどとことん口挟んで、お節介やくよ?
だって俺たちが今こうして結婚してもうすぐ子供がうまれるのは、あの時香田と明莉ちゃんが俺の背中を押してくれたおかげだからな。
俺こう見えて香田のことすげー可愛がってんの。
だから明莉ちゃん、二人にも幸せになってほしいんだ。
頼むっ!!
アイツと別れるなんて言わないでくれよ。
気がすむまで何日でも家にいてくれてかまわない。
香田ともう一度やり直してほしい」
片瀬さんもなつさんもいまにも泣き
出してしまいそうに苦しげに顔を歪めていた。
一緒に救急車に同乗して…息を引き取る姿をただ見ていることしかできなかったこと。
「だから、お父さんの事故の連絡にひどく動揺して事情を知っていた香田に頼って、明莉ちゃんに誤解と心配かけたこと謝ってたよ」
私は手の中のディスクをぎゅっと握り締めて、片瀬さんの話を聞いていた。
亡くなったお兄さんに、蓮司はどことなく似ていて、蓮司にお兄さんの面影を重ねて…。
聞いていてとても辛い話だった。
「人の辛い過去の話を香田はいくら明莉ちゃんにでも勝手に話すような奴じゃない。
明莉ちゃん、
俺さ、悪いけどとことん口挟んで、お節介やくよ?
だって俺たちが今こうして結婚してもうすぐ子供がうまれるのは、あの時香田と明莉ちゃんが俺の背中を押してくれたおかげだからな。
俺こう見えて香田のことすげー可愛がってんの。
だから明莉ちゃん、二人にも幸せになってほしいんだ。
頼むっ!!
アイツと別れるなんて言わないでくれよ。
気がすむまで何日でも家にいてくれてかまわない。
香田ともう一度やり直してほしい」
片瀬さんもなつさんもいまにも泣き
出してしまいそうに苦しげに顔を歪めていた。