*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
「俺なりにけじめをつけてきた。
さっき、明莉の家に行ってきた。
式を挙げてすぐ離婚なんて明莉のお父さんもお兄さんたちも納得しないだろうから、きちんと話をしてきた。
…これは和希さんじゃなくて、孝俊さんに殴られた。
明莉に手をあげたって言ったら一番孝俊さんが激怒して、黙って殴られてる俺を和希さんが止めてくれた」
私の手を掴んでいた蓮司の手が、その手を離して私の頬に触れた。
「叩いてごめんな。
…痛かったよな…でもそれよりももっと心が痛いよな…ごめんな、明莉。
幸せに、大事にしてあげられなくてごめん」
私の視界が涙で歪む。
あぁ、私たちはもう終わりなんだな…。
自分で決めて別れたいと言ったのは私の癖に、いざ、蓮司の口から語られる最後の言葉に耳を塞ぎたくなった。
思わずぎゅっと目を閉じた私の名前を、蓮司が優しい声で呼んだ。
「明莉…今までどうもありがとう」
目を開けて滲む視界の先で、蓮司が優しく微笑んでいた。
さっき、明莉の家に行ってきた。
式を挙げてすぐ離婚なんて明莉のお父さんもお兄さんたちも納得しないだろうから、きちんと話をしてきた。
…これは和希さんじゃなくて、孝俊さんに殴られた。
明莉に手をあげたって言ったら一番孝俊さんが激怒して、黙って殴られてる俺を和希さんが止めてくれた」
私の手を掴んでいた蓮司の手が、その手を離して私の頬に触れた。
「叩いてごめんな。
…痛かったよな…でもそれよりももっと心が痛いよな…ごめんな、明莉。
幸せに、大事にしてあげられなくてごめん」
私の視界が涙で歪む。
あぁ、私たちはもう終わりなんだな…。
自分で決めて別れたいと言ったのは私の癖に、いざ、蓮司の口から語られる最後の言葉に耳を塞ぎたくなった。
思わずぎゅっと目を閉じた私の名前を、蓮司が優しい声で呼んだ。
「明莉…今までどうもありがとう」
目を開けて滲む視界の先で、蓮司が優しく微笑んでいた。