*続*不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
蓮司が帰ったあとはもう大騒ぎだった。

「やばっ…何あのプロポーズ!
私がドキドキしちゃったよ」

「俺も!
すげードキドキしてる。

なんだよ!

もう一度最初から片想いをやり直すって。

どんだけ好きなんだよ明莉ちゃんが!

っていうかさ、香田の奴明莉ちゃんに手をあげたの?

俺も一発殴んなきゃダメだな。

明莉ちゃん、お仕置きに香田の望みどおり、また最初から片想いやらせてやれば?

隠し撮りまたしてアイツの恥ずかしい映像増やしてやろうぜ」

二人のはしゃぎまくる姿に、私は泣き笑いしながら二度目のプロポーズ
の言葉に胸が締め付けられていた。
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