俺様御曹司の専属メイドになりました
夜中は結局ずっとキスしてたな。

思いだし、一人で赤くなっていた。

響はというと、西宮さんに怪しまれないよう自室へ戻っていった。

緊張の糸が切れたのか、あたしは寝てしまった。

「…う……ん」

起きると、仕事開始時間ギリギリだった。

わっ!

急いで着替えたけど、遅くて。

響の部屋に行ったら、とっくに起きていた。

「遅れてごめん」

「俺が悪いし、気にするな」

そうは言ってくれたけど、あたしはメイドだから。

確実に仕事をこなさなきゃこの家にいられなくなる。

響と会うこともなくなる。
< 194 / 247 >

この作品をシェア

pagetop