俺様御曹司の専属メイドになりました
それだけは嫌だから、ちゃんとさせて欲しい。

「罰を与えて下さい」

「なんだよ、それ」

「あたしは響の専属メイドなの。だから、仕事を遂行しなきゃだけなの。お願い」

「……俺はお前にそこまでメイドとして望んでねぇ」

響には完璧な執事、西宮さんがいる。

そりゃあ、西宮さんと比べたら至らないところしかないけどさ。

あたしだってメイドなんだよ?

「お前は俺のそばにいればいいって言ったろ?」

「響はそうかもしれないけど、あたしは違う。メイドだから!!」

あまりにもあたしがしつこいので、響は怒ったようだった。

「俺はお前のこと、メイドだって思ったこと一度もない」

え?
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