彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)


「しっかり飲めよ、凛♪よく飲んで飲んで、よく食べろ~♪」

「ありがとうございます♪瑞希お兄ちゃんも~」

「ああ、俺も貰う。」


そう言って私のみけんから手を離すと、その指でグイッと口元をぬぐわれた。


「え?」


私の口元を撫でた指が、瑞希お兄ちゃんの口の中に入る。


(ええっ!?)


思わずギョッとして聞き返す。




「濃厚なリコピン味。」


リコピン!?リコピンって――――――――!?


(トマトに含まれてる成分?トマト・・・あ!?ホットドックのケチャップのこと!?)


反射的に口元を手で押さえる。


つまり、口元にケチャップがついてた!?



理解すると同時に聞き返す。



「つ、ついてました!?」

「ノーコメントだ。」


(ノ、ノーコメントって!?)



ぬぐった手をなめながら、くっくっと笑われて顔が熱くなる。


(ついてたのでしょう!?私の口元のに!?そうじゃなきゃ、瑞希お兄ちゃんが指でふいたりなんてしないよ!!ふいた指を、く、口の中へ~~~・・・・・!!?)


あれ?これってもしかして――――――


(か!?か、かかかか、間接キッス!!!?)


大好きな人のその仕草に、頭が沸騰する。



〔★瑞希の世話焼き、凛の心はピンクになった★〕



きゃー!?なにこれ!?なにこれ!?なにこれー♪



(これだと私が、映画のヒロインみたいじゃない!?さっそく恋愛映画のご利益あった~!?)



ありがとう!恋の女神様!!

良いお仕事してますよぉー!!

引き続き、瑞希お兄ちゃんとのラブラブ時間をよろしくです~!!



〔★凛は恋の女神への感謝と、追加の願い事をした★〕


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