彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)


「凛さん!お仕事前にお時間とらせて、すんませんでした!!」

「・・・俺こそ悪かった。可児には甘えてばっかでわりぃな。」

「とんでもない!!一生、甘えて頼って下さい!!」

「気持ちだけもらっておく。」

(そういうことは、瑞希お兄ちゃんが良いもん。)


〔★可児の本音、凛は社交辞令で返した★〕


可児君に笑顔で答えれば、ハイハーイ!と手を挙げるチャラ男と関西男子。


「俺も俺も!俺にも甘えて、リンリ~ン!ちーちゃんにも甘えて系ぇ~!あとね、あとね、またLINEするからヨロシクぅ―!!ちーちゃんが何して遊んでるか、実況する系~♪」

「わしもわしも!うはははは!わしにも甘えてやぁ、凛!!ほな、あとで迎えに来るからのぉ~!!それまでの間、どこで遊ぼうかぁ~お二人さ~ん!?」

「遊ぶか!!俺らはこれから、『闘邪駆鬼(とうじゃくき)』対策について話すんだよっ!!?」

「「えぇえ~~?」」

「うっせ、文句は受け付けねぇ!!すべては凛さんのため!!わかったな!!?それでは凛さん、失礼しますっ!!」

「あ・・・ああ、気をつけてな。」



別れの言葉を述べれば、丁寧に戸が閉められる。

ブーブー言うヤマトとちーちゃんを連れて行く可児君。

遠ざかって行く足音が聞こえなくなったところで、3人がいなくなったところでホッと一息つく。



(・・・・・・・・・・・・・あ~よかった・・・・・・・・)


『闘弱(とうじゃく)なんとか』か『なんとか静寂』か、知らないけど――――――


(ハッキリ言って、喧嘩なんかしたくない。)


他所のチームなんて、相手にしてらんない。



(そんなことに付き合っていたら、私と瑞希お兄ちゃんの2人きりのラブラブ時間が減ってしまうだろう!!!?)



〔★凛は自分の恋愛を優先した★〕


< 144 / 922 >

この作品をシェア

pagetop