彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)
「こんのぉおおおおお~馬鹿助共ー!!!」
ゴン!
ゴン!
「わはっ!」
「いて!?」
私を抱きしめて下さっている瑞希お兄ちゃんの聞き手が俊敏に動いた。
あっ!?という間に、瑞希お兄ちゃんのげんこつが、百鬼と烈司さんの頭部へ平等に入った。
「わはははは!それがオメーの全力かぁ~!?瑞希ぃ~!?軽い、軽い!」
「いってー!そこまで怒ることかよー瑞希?エロの教育は大事だぜ~!?」
「凛が大事だからこそ、慎重に教えていくつもりなんだよ!!俺は!!」
(だ、『大事だ』って、おっしゃった!?瑞希お兄ちゃんが私のことを~!!?)
「瑞希お兄ちゃん・・・!」
(幸せです・・・!!声に出して、私への愛情表現して下さるなんて・・・!!)
そんな私の思いが、熱視線に気づいた彼がこちらを見る。
そして、制裁をした手で私の頭をなでながらおっしゃった。
「いいか、凛!?皇助と烈司みたいな、皇助みたいな不純異性交遊はするなよ!?」
「は、はい!しません!」
(私がするのは、あなたへの一途な純愛だけですよ♪)
「おい!?なんで俺様の名前だけ2回呼んだ!?」
「それだけ警戒しろって意味よ!みーちゃんの言う通りじゃない!?」
「モニカちゃん。」
抗議する百鬼にあきれながら、オネェさんは言った。
「あたしも凛ちゃんには、『可愛いは正義!』みたいな感じで育ってほしいの!育ててるの!凛ちゃんには、『今夜はこの1杯を飲んだら、サヨナラしよう。また会おうな。イイ夢見てくれよ、マイハニー?』って言いながら、『ビトウィーン・ザ・シーツ』を女性に飲ませてから、解散するような男の子になってほしいのよ!!」
「具体的ですが、なぜそうなるんですか!?」
「寝る前に飲むカクテルだからだ。」
「獅子島さん!?」
モニカちゃんの願望にツッコミを入れれば、神対応で獅子島さんが教えてくれた。