彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)






「『ビトウィーン・ザ・シーツ』というカクテルは、飲むことで眠気が起き、安眠することができる。そのため、海外では寝酒として飲まれることが一般的だ。」

「そうだったのですか!?」

「そうだ。カクテル言葉をどう判断するかは、当事者同士の関係によって決まる。花言葉も誕生石も、意味が1つ以上ある場合がある。恋人同士なら皇助のように、恋人未満なら烈司のように、解釈するだろう。使い方次第だ。」

「なるほど!さすが獅子島さんです!」

「ふん・・・これぐらい常識だ。」



その割には、あなたを含めた皆さんは常識が・・・と思ったけど、別のことが気になった。

獅子島さんの言葉通りならば―――――――――・・・・・・



「1つのカクテルに1つの意味だけがあるならいいですが、アイビーの花言葉みたいに、『友情』・『結婚』・『誠実』と・・・2つ以上の意味があったら、こちらが『友情』のつもりで贈ったとしても、相手が『友情』と受けとめてくれない可能性が出てきませんか?受け取る方が、判断に困りませんか?」

「その通りだ、凛道。問題点をよくわかってるじゃないか。」

「え!?」

「よって、意味が複数あるカクテルは非合理的なので、使用は禁止とすることを初代総長に提案する。」

「了承する!初代副総長に意見に異議のあるもんはいるか!?俺は異議はない!」

「同じく意義ナーシ♪モニカちゃんも賛成でーす♪イオリンもね?」

「むろん、提案者である俺も異議はない。どうする?初代特攻隊長?初代親衛隊長?」

「はいはい、従いますよ~」

「わははは!しょーがねぇーなぁ~!!」

「では賛成多数で、可決承認とする。凛道、よくやった。」

「なにもしてないと思いますが!?」

(確かに、一言言ったけどさ!)


ほぼ、流れ作業で決まったよね!?



〔★あっという間の出来事だった★〕


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