彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)
みんなが(!?)・・・瑞希お兄ちゃんが動いているので、私も手ぶらで立ってるわけにはいかない。
「ぼ、僕もお手伝いをします!」
「いや、人足りてるからいいよ、凛。あたしらがするから座っとけよ!」
「そうはいきませんよ、カンナさん。みんなが働いてるのに!」
「律儀なやつ~じゃあ、グレープファンタついでくれ!」
「はい!」
言われて、ボトルのジュースをグラスにそそぐ。
「グレープファンタいる人いますかー?」
「凛ちゃんの!?」
「りっくんの!?」
「凛たんの~」
「リンリンの♪」
「我が君の♪」
「凛さんの!」
「「「「「「ファンタなら、下さい!」」」」」」
「え!?わ、わかりました。」
(みんなそんなに、ファンタのグレープ味が好きなの?)
〔★単に、凛のついだファンタが良いだけだ★〕
「ジンジャーエールいる人ー?」
「俺~」
「アップルジュースは誰でしょうか?」
「あたし♪」
「紅茶は~獅子島先輩ですよね?」
「ご苦労。」
みんなで動いたこともあり、あっと言う間に安全な飲み物が全員に行き渡る。
「じゃあ凛!改めて乾杯だ!」
「はい、瑞希お兄ちゃん!」
大好きな方の号令のもと、グラスを上げながら言った。
「それでは改めまして!みなさんの健康と幸せを願って、かんぱーい!!!」
「「「「「「「「「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」」」」」」」」」
再びグラス同士がぶつかり合う。
今度は誰も吐かずに、乾杯を終えることができた。
〔★2度目の乾杯は成功した★〕