彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




みんなが(!?)・・・瑞希お兄ちゃんが動いているので、私も手ぶらで立ってるわけにはいかない。



「ぼ、僕もお手伝いをします!」

「いや、人足りてるからいいよ、凛。あたしらがするから座っとけよ!」

「そうはいきませんよ、カンナさん。みんなが働いてるのに!」

「律儀なやつ~じゃあ、グレープファンタついでくれ!」

「はい!」



言われて、ボトルのジュースをグラスにそそぐ。




「グレープファンタいる人いますかー?」

「凛ちゃんの!?」

「りっくんの!?」

「凛たんの~」

「リンリンの♪」

「我が君の♪」

「凛さんの!」


「「「「「「ファンタなら、下さい!」」」」」」

「え!?わ、わかりました。」




(みんなそんなに、ファンタのグレープ味が好きなの?)



〔★単に、凛のついだファンタが良いだけだ★〕



「ジンジャーエールいる人ー?」

「俺~」

「アップルジュースは誰でしょうか?」

「あたし♪」

「紅茶は~獅子島先輩ですよね?」

「ご苦労。」



みんなで動いたこともあり、あっと言う間に安全な飲み物が全員に行き渡る。





「じゃあ凛!改めて乾杯だ!」

「はい、瑞希お兄ちゃん!」





大好きな方の号令のもと、グラスを上げながら言った。







「それでは改めまして!みなさんの健康と幸せを願って、かんぱーい!!!」

「「「「「「「「「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」」」」」」」」」







再びグラス同士がぶつかり合う。

今度は誰も吐かずに、乾杯を終えることができた。





〔★2度目の乾杯は成功した★〕









< 918 / 922 >

この作品をシェア

pagetop