闇色のシンデレラ
まっすぐ前を見て伝えてくれた彼女。
「実はわたし……」
その優しさが身に染みて、自然と口が動いていた。
「大学に行きたいんです」
そういうと、少し驚いたような顔をする紘香さん。
「わたし、事情があって高校に通ってなくて……だけど今年になって、高校卒業程度の試験を受けることを決めたんです。
志勇のもとで暮らすようになって、自分で勉強していく内、大学に通いたいと思うようになりました」
今朝までは、志勇と喧嘩するまではわたしなりにビジョンが見えていたのに、今は思い出したたけでも悲しくなる。
「でも、志勇にその話をしたら否定されて。
それがきっかけで喧嘩になって、志勇が外出したのを見計らって、わたしも家を飛び出してしまいました。
突然押しかけてしまってごめんなさい」
なんだかわたしのしている行動は浅はかな気がして、恥ずかしくなって頭を下げた。
「……ちょっと待って。ちなみに、大学では何をしたいの?」
「あ、えっと、家政学の方に興味があって。
自分に何ができるかって考えたら、家事や料理が得意だから、いずれはその知識を生かして役立てるようになりたいなと」
「そう、行きたいところは決まっているのね」
「はい」
「実はわたし……」
その優しさが身に染みて、自然と口が動いていた。
「大学に行きたいんです」
そういうと、少し驚いたような顔をする紘香さん。
「わたし、事情があって高校に通ってなくて……だけど今年になって、高校卒業程度の試験を受けることを決めたんです。
志勇のもとで暮らすようになって、自分で勉強していく内、大学に通いたいと思うようになりました」
今朝までは、志勇と喧嘩するまではわたしなりにビジョンが見えていたのに、今は思い出したたけでも悲しくなる。
「でも、志勇にその話をしたら否定されて。
それがきっかけで喧嘩になって、志勇が外出したのを見計らって、わたしも家を飛び出してしまいました。
突然押しかけてしまってごめんなさい」
なんだかわたしのしている行動は浅はかな気がして、恥ずかしくなって頭を下げた。
「……ちょっと待って。ちなみに、大学では何をしたいの?」
「あ、えっと、家政学の方に興味があって。
自分に何ができるかって考えたら、家事や料理が得意だから、いずれはその知識を生かして役立てるようになりたいなと」
「そう、行きたいところは決まっているのね」
「はい」