正しい恋を教えてください。
「もういい!だまれ!」




「え...」




「王蘭?なぜだ?お前は、もっといい所だろ?金髪やら、化粧やら訳の分からんことをしているあの王蘭に、なぜ入った?!」




「えと...」




まさか、ただ楽しそうだから理由なく入ったなど言えたものじゃなかった。




理由を考えるために頭を動かしていると、父親は、ため息をついて頭を抱えた。




「ちょっと、1人にさせてくれ...」




そう言って父親は、自室に篭った。
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