となりに座らないで!~優しいバレンタイン~
「ええーっ。あの時? あっ…… ちょ、ちょっと……」


 彼の手が、敏感な部分に触れ始める。
 

「悪いか! 俺だって、まさかと思った…… だが、惚れちまったものはしょうがないだろう?」


 彼は、余計な事や、気の利いたセリフは言わない……
 でも、彼の言葉は、私の胸をすっぽり埋めてしまう……


 頭では拒否しなければと分かっているのに、体はもう彼に答えてしまっている。


「友里…… 最高の女だ……」


 この夜、意識がなくなるまで、何度も彼に抱かれた……


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