世界No.1の総長と一輪の花Ⅲ




玄関が水浸しになる前に早く全部脱がなくては……。
でも冬樹くんが……




なんて思っていたら玄関のドアが開いて。




「花莉!?お前まだそこにいんの!?いいから早く入ってこい」




入ってきた詩優に背中を押されて私は脱衣所まで連れていかれると扉を閉められた。




詩優の後ろに冬樹くんの背中も見えたから……ほっと一安心。




…って!!安心じゃない!!
冬樹くんもびしょ濡れなのに私が先にお風呂入っていいの!?




冬樹くんが先の方が……




とりあえず汚れた制服と冬樹くんの上着を洗濯機に入れて、スイッチを押した。




違う服を着ようと思ったんだけど……
雨に濡れたせいで寒気を感じる。




や、やっぱり先にお風呂に入らせてもらおう。
冬樹くんには悪いけど、急いで出るからね…





私は浴室に入って急いで頭と身体を洗い、超高速でお風呂を出た。





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