上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
「私は……本当の私は、優しくなんてないんです。私も、三上さんや川北さんのように、まっすぐ正直な自分になれたら、もう少し生きやすいんでしょうね」
三上さんは驚いた表情になったものの、すぐに目元を緩めて、柔らかい笑みを浮かべた。
「羽場ちゃんなら大丈夫だと思うぞ。なにを隠してるのかはわからないし、無理に聞こうとは思わない。まあ、すごく気になるけど。
ただ、人の話に素直に涙を流す羽場ちゃんなら、いつかは自分にも他人にも正直になれるよ。まあ、そう言う俺も、別にまっすぐな人間じゃないけどな」
「三上さんは……」
「ん?なに?」
「……三上さんは、もう昔のこととして、吹っ切れているんですか?」
あっ、しまった。これは聞かれたくないことかもしれない。
そうわかっていたのに、なぜか聞かずにはいられなかった。頭で考えるより先に、自然と言葉にしてしまっていた。
三上さんは驚いた表情になったものの、すぐに目元を緩めて、柔らかい笑みを浮かべた。
「羽場ちゃんなら大丈夫だと思うぞ。なにを隠してるのかはわからないし、無理に聞こうとは思わない。まあ、すごく気になるけど。
ただ、人の話に素直に涙を流す羽場ちゃんなら、いつかは自分にも他人にも正直になれるよ。まあ、そう言う俺も、別にまっすぐな人間じゃないけどな」
「三上さんは……」
「ん?なに?」
「……三上さんは、もう昔のこととして、吹っ切れているんですか?」
あっ、しまった。これは聞かれたくないことかもしれない。
そうわかっていたのに、なぜか聞かずにはいられなかった。頭で考えるより先に、自然と言葉にしてしまっていた。