上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
翌週、会社のエントランスを歩いていると、どこから現れたのか、突然、明日香が腕を組んできた。
「おはよう、しおりちゃん」
「お、おはよう……って、〝ちゃん〟って何よ?不気味なんだけど」
「聞いたわよ」
明日香はふふんと気取った笑いをした。ああ、これは何か厄介なことかも。
「金曜日は、三上さんと飲みに行ったんだって?」
「ああ、それね。二人じゃないよ。先輩の川北さんも一緒に」
「ほおう。3人かあ。まあいいわ。あの三上さんが、退勤後に会社の人間と飲みに行くなんてって、速攻で噂が回ってきたわよ。ちょっと、詳しく聞こうじゃないの」
「べ、べつに、そんな特別なことは……」
「今日のランチタイムはちょっと無理だけど、定時で上がれると思うから、夕飯に付き合いなさいよ」
「きょ、今日?まだ週はじめじゃない。まっすぐ帰ろうよ」
「出た!真面目っ子しおりちゃん。とりあえず、急な予定が入らない限り、しおりのことを捕獲するから」
「おはよう、しおりちゃん」
「お、おはよう……って、〝ちゃん〟って何よ?不気味なんだけど」
「聞いたわよ」
明日香はふふんと気取った笑いをした。ああ、これは何か厄介なことかも。
「金曜日は、三上さんと飲みに行ったんだって?」
「ああ、それね。二人じゃないよ。先輩の川北さんも一緒に」
「ほおう。3人かあ。まあいいわ。あの三上さんが、退勤後に会社の人間と飲みに行くなんてって、速攻で噂が回ってきたわよ。ちょっと、詳しく聞こうじゃないの」
「べ、べつに、そんな特別なことは……」
「今日のランチタイムはちょっと無理だけど、定時で上がれると思うから、夕飯に付き合いなさいよ」
「きょ、今日?まだ週はじめじゃない。まっすぐ帰ろうよ」
「出た!真面目っ子しおりちゃん。とりあえず、急な予定が入らない限り、しおりのことを捕獲するから」