上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
食べ終えて支払いをしようとすると、三上さんに遮られてしまった。
「今日はドライブデートって言ったろ?だから俺に奢られとけ」
せっかく良い雰囲気で楽しくすごせていたから、ここで粘ってしらけてもいけないと思って、渋々財布を鞄にもどした。
「少し、海沿いを歩こう」
三上さんに連れられて、海辺を散策する。すぐ隣を歩くのが気恥ずかしくて、半歩後ろをついていく。会話はなくても、押し寄せる波の音が心地良くて、自然とリラックスしていた。
しばらく歩いてから、三上さんに促されて石段に座った。
海と空の境目を見極めようと目を凝らしていた時、三上さんが唐突に口を開く。
「俺さあ、こないだ過去の話をした時、羽場ちゃんが泣いてくれて、正直嬉しかった。あの時のこと、もう吹っ切れたと思い込んでたんだけど、そうじゃなかったんだって、羽場ちゃんの涙を見て気付いた」
えっ……ということは、三上さんはまだ、相手の女性を想っているっていうことなんだろうか……
ズキリと胸が痛む。彼の本心が知りたい。
「今日はドライブデートって言ったろ?だから俺に奢られとけ」
せっかく良い雰囲気で楽しくすごせていたから、ここで粘ってしらけてもいけないと思って、渋々財布を鞄にもどした。
「少し、海沿いを歩こう」
三上さんに連れられて、海辺を散策する。すぐ隣を歩くのが気恥ずかしくて、半歩後ろをついていく。会話はなくても、押し寄せる波の音が心地良くて、自然とリラックスしていた。
しばらく歩いてから、三上さんに促されて石段に座った。
海と空の境目を見極めようと目を凝らしていた時、三上さんが唐突に口を開く。
「俺さあ、こないだ過去の話をした時、羽場ちゃんが泣いてくれて、正直嬉しかった。あの時のこと、もう吹っ切れたと思い込んでたんだけど、そうじゃなかったんだって、羽場ちゃんの涙を見て気付いた」
えっ……ということは、三上さんはまだ、相手の女性を想っているっていうことなんだろうか……
ズキリと胸が痛む。彼の本心が知りたい。