上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
「涼介さん、もう人を好きになることはないって思ってたって。自分が傷付きたくないから。でも、私を好きになったって。私も、この人なら話してもいいかって思えたの。明日香に話したみたいにね。私のプライベートなことを話しても、必ず受け止めてくれるって思えて、両親のこととか、学生の頃のことを全部話した。思った通り、涼介さんは明日香と同じだった」
「しおり!!」
そこまで話すと、机の上で組んでいた手を明日香に握られた。その目は、キラキラどころかウルウルしてないか!?
驚いて明日香を見つめると、無言だった明日香は「はあ」と息を吐いて、涙を堪えるようにして声を出した。
「しおり……よかったね」
そのたった一言に、私を想ってくれる明日香の全てが込められているのを感じた。
「しおり!!」
そこまで話すと、机の上で組んでいた手を明日香に握られた。その目は、キラキラどころかウルウルしてないか!?
驚いて明日香を見つめると、無言だった明日香は「はあ」と息を吐いて、涙を堪えるようにして声を出した。
「しおり……よかったね」
そのたった一言に、私を想ってくれる明日香の全てが込められているのを感じた。