上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
「……どうしても?」

「はい。ですが、三上さんから理由を無理に聞き出すのも、なんとなく違う気がします。というか、私にその権利はないので、とても気になるところですが、我慢します」

三上さんの横を通って、自分の机の引き出しに手をかける。
ミニバッグの中を確認すると、マンションの鍵が見つかった。

「あった!」

よかった。やっぱりここだったか。
これはもうバッグインバッグにして、移し替えるなんて忘れ物をしがちなことはやめよう。



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