上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
お昼休みに入ってすぐ、涼介さんが迎えにきた。それを見て課内がざわつき始めたけど、かまわず2人で社長室に向かう。
途中で明日香とすれ違うと、こっそりエールを送ってくれた。
「失礼します」
初めて訪れる社長室に緊張して、体の半分を涼介さんに隠れるようにしていると、社長はにこやかに迎え入れてくれてホッとした。
今は涼介の父親として話をする、と宣言すると、社内報なんかで目にした厳しい表情は形を潜めて、柔らかい笑みを浮かべた。あっ……この表情、涼介さんに似ている。
「羽場しおりさんだね」
「は、はい。よろしくお願いします」
社長に促されて、涼介さんと並んでソファーに座る。その向かい側に社長も座ると、秘書の方がコーヒーを運んできた。
「親父、俺はしおりと結婚する」
最初に話し出したのは、涼介さんだった。
「しおりさんは、涼介でいいのかな?」
「は、はい。私は涼介さんがいいです」
私の言葉に、社長は満面の笑みを浮かべたて頷いた。
途中で明日香とすれ違うと、こっそりエールを送ってくれた。
「失礼します」
初めて訪れる社長室に緊張して、体の半分を涼介さんに隠れるようにしていると、社長はにこやかに迎え入れてくれてホッとした。
今は涼介の父親として話をする、と宣言すると、社内報なんかで目にした厳しい表情は形を潜めて、柔らかい笑みを浮かべた。あっ……この表情、涼介さんに似ている。
「羽場しおりさんだね」
「は、はい。よろしくお願いします」
社長に促されて、涼介さんと並んでソファーに座る。その向かい側に社長も座ると、秘書の方がコーヒーを運んできた。
「親父、俺はしおりと結婚する」
最初に話し出したのは、涼介さんだった。
「しおりさんは、涼介でいいのかな?」
「は、はい。私は涼介さんがいいです」
私の言葉に、社長は満面の笑みを浮かべたて頷いた。