上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
15時になって一息入れようと、財布を手に自販機コーナーへ向かう。
やっと2人の目から逃れられることにホッとしつつ、小銭を探る。
生真面目な表情のまま、商品を見つめる。心の中で〝どれにしようかな、天の神様の言う通り……〟って歌ってるなんて、誰も思いもしないはず。
「どれにしようかな……」
不意に、私の心の中を読んだかのような歌声が聞こえてきた。
「み、三上さん!?どうしたんですか?」
「ん?俺も休憩しようと思って」
「そ、そうですか」
なんとなく居辛い。
迷ってられなくて、素早くボタンを押す。
うっ……ミルクティー……
ここで売られている中で、唯一苦手なやつだ。コーヒーにミルクはもちろんアリだ。でも、紅茶にミルクはどうにも受け入れられない。だってお茶だよ?お茶にミルクって……
「あれ?羽場ちゃん、ミルクティー苦手じゃなかったか?」
「……ま、間違えました」
「なんだ。じゃあ、交換してやるよ。ほら」
そう言うと、若干強引に三上さんの購入したカフェオレと、私の持っていたミルクティーを交換した。三上さんは甘いものでもOKなのか。意外だわ。
やっと2人の目から逃れられることにホッとしつつ、小銭を探る。
生真面目な表情のまま、商品を見つめる。心の中で〝どれにしようかな、天の神様の言う通り……〟って歌ってるなんて、誰も思いもしないはず。
「どれにしようかな……」
不意に、私の心の中を読んだかのような歌声が聞こえてきた。
「み、三上さん!?どうしたんですか?」
「ん?俺も休憩しようと思って」
「そ、そうですか」
なんとなく居辛い。
迷ってられなくて、素早くボタンを押す。
うっ……ミルクティー……
ここで売られている中で、唯一苦手なやつだ。コーヒーにミルクはもちろんアリだ。でも、紅茶にミルクはどうにも受け入れられない。だってお茶だよ?お茶にミルクって……
「あれ?羽場ちゃん、ミルクティー苦手じゃなかったか?」
「……ま、間違えました」
「なんだ。じゃあ、交換してやるよ。ほら」
そう言うと、若干強引に三上さんの購入したカフェオレと、私の持っていたミルクティーを交換した。三上さんは甘いものでもOKなのか。意外だわ。