上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
「羽場ちゃん」
不意に呼ばれて、足を止めて三上さんの方を見る。
「うーん、やっぱいいわ。さっきの羽場ちゃんの表情が気になるところだけど、これは聞かないでいて欲しい内容だね?」
「えっと……まあ、そうですね」
「そう。まあいっか。それにしても、あまり他人とつるまない羽場ちゃんが、山崎さんとは仲がいいみたいだね」
「同期ですから」
私が秘密にしたいことを全部知っている相手だからとは、さすがに言えない。これまで、実家のことが漏れないように、ものすごく気を付けてきた。
でも、明日香だけは例外だ。
彼女になら何も隠さずにいられると、知り合ってすぐに思った。そして、その直感は正しくて、明日香はこの秘密を絶対にばらさない。
「それだけか?なんか二人を見ていると……ただの同期とは思えないぐらい、信頼しあっているというか……」
本当、この人は観察力が鋭い。
「私達、付き合ってますから」
「はっ?えっ?」
急に慌て出した三上さんを見て、なんだかおかしくなってくる。
不意に呼ばれて、足を止めて三上さんの方を見る。
「うーん、やっぱいいわ。さっきの羽場ちゃんの表情が気になるところだけど、これは聞かないでいて欲しい内容だね?」
「えっと……まあ、そうですね」
「そう。まあいっか。それにしても、あまり他人とつるまない羽場ちゃんが、山崎さんとは仲がいいみたいだね」
「同期ですから」
私が秘密にしたいことを全部知っている相手だからとは、さすがに言えない。これまで、実家のことが漏れないように、ものすごく気を付けてきた。
でも、明日香だけは例外だ。
彼女になら何も隠さずにいられると、知り合ってすぐに思った。そして、その直感は正しくて、明日香はこの秘密を絶対にばらさない。
「それだけか?なんか二人を見ていると……ただの同期とは思えないぐらい、信頼しあっているというか……」
本当、この人は観察力が鋭い。
「私達、付き合ってますから」
「はっ?えっ?」
急に慌て出した三上さんを見て、なんだかおかしくなってくる。