上司の過去と部下の秘密〜隠れ御曹司は本気の恋を逃さない〜
「そんなわけないです。あの子とはすごく気が合うので、仲良くさせてもらってます」
「びっくりしたなあ。羽場ちゃんでもそんな冗談言うんだ」
「極たまには。今ちょっと、いろいろ頭の中が混乱していて、冗談でも言ってないとおかしくなりそうで」
「そ、そうか。なんか……羽場ちゃんが大変なのはわかった。とりあえず、時間だぞ」
三上さんに促されてオフィスに向かう。
席に着く頃には、いつも通りの自分にもどれていたはず。
三上さんがたまにこちらを見ているのを感じたけれど、気付かないフリをして、自分の仕事をした。
川北さんも、金曜の夜のことを聞きたそうにしていたけれど、一心不乱に仕事をする私を見て、とりあえず今は諦めたようだ。
一瞬、聞かれずに済んだことにホッとしかかったものの、聞かれて困ることは何もない……たぶん。いや、そもそも勤務時間中なのだ。無駄話をする時間じゃない。
「びっくりしたなあ。羽場ちゃんでもそんな冗談言うんだ」
「極たまには。今ちょっと、いろいろ頭の中が混乱していて、冗談でも言ってないとおかしくなりそうで」
「そ、そうか。なんか……羽場ちゃんが大変なのはわかった。とりあえず、時間だぞ」
三上さんに促されてオフィスに向かう。
席に着く頃には、いつも通りの自分にもどれていたはず。
三上さんがたまにこちらを見ているのを感じたけれど、気付かないフリをして、自分の仕事をした。
川北さんも、金曜の夜のことを聞きたそうにしていたけれど、一心不乱に仕事をする私を見て、とりあえず今は諦めたようだ。
一瞬、聞かれずに済んだことにホッとしかかったものの、聞かれて困ることは何もない……たぶん。いや、そもそも勤務時間中なのだ。無駄話をする時間じゃない。