愛は惜しみなく与う④
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おいおい、ほんともう、なんなの?
どうして次々困ったことが起きるかな…

泉に呼ばれてバイトを引き上げてきてみれば、いなくなった朔は戻ってきて…

そして今


朔が杏ちゃんを突き放した


誰がみても分かった


とても濃く一線を引いた



「朔のボケ!!」



杏ちゃんは俺たちを突き飛ばして、泉の部屋から飛び出してしまう。

ここは…とりあえず


志木さんに任せよう


泉も少し驚いた顔をした後に、志木さんを見て、そして志木さんは杏ちゃんの後を追った



本当に状況が読めないんだよ


何がどうなってるのか




「そんな悔しそうな顔するなら、あんな事言うなよ」



ごもっともだよ、泉


何があった?

そう優しく聞く泉は、朔が居るベッドに腰掛けて、まるで子供に問いかけるかのように話しかけた


ぐっと唇を噛む朔

今にも泣いてしまいそう



「俺…どうしたらいいか分からなくて…」


泣いてしまいそうな朔の顔に、泉は枕を押し付けた。泣き顔を見られないようにという泉の優しさだろうけど

朔苦しそうだよ?
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