愛は惜しみなく与う④
「水瀬の名前でてこなかったか?」
泉はさっき水瀬に会いに行くと言っていたけど、水瀬がどうしたんだろうか。泉のことだから、何かあるんだろうけど…
そう思ってると朔は水瀬の名前で反応した
「俺が赤羽組のところを出るときに、その辺にいた奴らが……やっぱ水瀬さんの言った通りだって。そう言ってた」
あの時は気が動転してたけど!!言ってた!!そう朔は泉の服を掴み話す
あれ、てことは本当にただの喧嘩じゃ済まなさそう
「なぁ泉!なんで水瀬が絡んでるの分かったんだ!?」
朔に揺らされすぎて泉の頭はガクンガクンなっている。大丈夫?首取れるよ…
耐えれなくなったのか泉はスッと手を伸ばし、朔の頭を鷲掴みに…
「落ち着け。勘だ」
それだけ言うと、手に力を入れられたのか、朔は自分の頭をパッと守る
まぁ身体は元気そうかな
「なぁ!何させられるんだ?朔、何かするって言うのを条件に帰ってきたんだろ?」
珍しくまともな事をいう響。しっかりこの状況について行けているようだ