一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
寝室を出てシャワーを素早く浴びると、書斎で少し仕事をして、彼女の病気に関する論文を読んで情報を集めた。
彼女の病気を治したい。
暇さえあれば、いつもネットでガンのことを調べている。
午前二時までパソコンで調べ物をすると、俺も寝室に行ってベッドに入った。
俺もちゃんと寝ないとな。
自分が病気になっては彼女を支えられない。
最近、ベッドに入ると璃子がいるから温かい。
その温もりに心から安心する。
彼女は生きているって……。
彼女を背後から抱き締めて目を閉じる。
どうか璃子の病気が治りますようにーー。
そう祈りながら眠りについた。



次の朝、パッと目が覚めた。
「もう朝か……」
上体を起こして璃子の様子を確認すると、俺の隣でスヤスヤ眠っていた。
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