一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
毎日が充実していて楽しかった。でも、それももうお終い。
自分の身体の限界がわからないから、元気なうちにいろいろしておかないと。
明日は両親やお兄ちゃんに手紙を書こう。
あと、クリスマスプレゼントも買わなきゃね。
お兄ちゃんからは、もう毎日メールは届かなくなった。多分、匡が兄に注意してくれたからだろう。
匡にもなにかあげたいな。
マフラーとか手袋?
でも、匡はオシャレだからいっぱい持ってるんだよね。いっぱいあっても困らないもの。
鏡の中の自分を見ながら考える。
ネクタイとかどうだろう?
うん、いいかも。
ニンマリしてシャワーを浴びて身支度を整えると、軽く朝食を食べて、大学に行く準備をする。
リビングにあるノートパソコンや本を片付けていて、あっ!と思った。
日記……出しっぱなし。
匡に見られていないだろうか?
でも、見たなら、もっと深刻な顔をしているはずだ。
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