一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
トレーを持って席を立つ彼女に「うん」と返事をする。
彼女の後ろ姿を見送っていたら、直君がやって来てさっきまで優里が座ってた席に腰を下ろした。
「悲しそうな顔してる。今日が久野先生のバイト最後だっけ?」
直君の質問に頬杖をつきながら答えた。
「そう。だからちょっと感傷的になったの。もうここにいるみんなには会えないんだなって」
それに大学の研究室や図書館、講義室が妙にキラキラして見える。
「璃子ちゃん、おばさんに言うように頼まれたんだけど、病院ちゃんと行きなよ」
急に厳しい顔をする彼に向かって明るく返事をした。
「うん。近いうちに行くよ」
それは嘘だ。
もう病院には行かない。行ったら一日潰れてしまう。
どうせ行っても治らないのだ。
あと一週間しか生きられないなら、自由に過ごしたい。
「そんな嘘で俺を誤魔化せると思ってる?璃子ちゃんが病院行かないなら、兄貴に病気のことを言うよ」
彼女の後ろ姿を見送っていたら、直君がやって来てさっきまで優里が座ってた席に腰を下ろした。
「悲しそうな顔してる。今日が久野先生のバイト最後だっけ?」
直君の質問に頬杖をつきながら答えた。
「そう。だからちょっと感傷的になったの。もうここにいるみんなには会えないんだなって」
それに大学の研究室や図書館、講義室が妙にキラキラして見える。
「璃子ちゃん、おばさんに言うように頼まれたんだけど、病院ちゃんと行きなよ」
急に厳しい顔をする彼に向かって明るく返事をした。
「うん。近いうちに行くよ」
それは嘘だ。
もう病院には行かない。行ったら一日潰れてしまう。
どうせ行っても治らないのだ。
あと一週間しか生きられないなら、自由に過ごしたい。
「そんな嘘で俺を誤魔化せると思ってる?璃子ちゃんが病院行かないなら、兄貴に病気のことを言うよ」