一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
「ありがとうございます。あのお手すきの時でもいいので匡のスケジュールを教えてもらえませんか?朝早い時は早目に起こしますし、帰宅時間の目安にもなるので」
「はい。早く起こして頂けるのは私としても助かります。いつも私は匡様の寝室まで起こしに行きますから」
長谷川さんの話に驚き、私は思わず声をあげた。
「匡ったら長谷川さんにそんなこともさせてるんですね。ホント子供みたい。あの、ラインとかあれば教えてください」
私がそうお願いしたら、長谷川さんはスーツのポケットからスマホを取り出した。
「はい。私のラインのQRコードを送りますね」
ふたりで連絡先を交換していたら、匡がブスッとした顔で注意する。
「そこのふたり、勝手にやり取りするな」
「いいじゃないの。匡のスケジュールがわかると私も家事がしやすいの」
ニコニコ笑顔で匡をなだめたら、彼はスーッと目を細めて私を見た。
「お前は……俺を管理する気満々だな」
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