一生、俺のそばにいて~エリート御曹司が余命宣告された幼なじみを世界一幸せな花嫁にするまで~
「はあ?なんかお前の発言が怖い。後ですごく高いものを要求しないだろうな?」
俺が突っ込んだら、彼女は曖昧に返した。
「ふふ。どうだろうね」
それから買い物を済ませて家に帰ると、璃子はキッチンに行ってすぐに料理の準備に取り掛かる。
「一時間くらいかかるから、お風呂でも入ってきたら?」
「ああ。そうする」
冷蔵庫の前にスーパーの袋を置き、寝室に行ってまず部屋着に着替えると、スマホを手に取った。
「あいつは璃子のことなにか知っているのだろうか」
時刻は午後六時四十分。
ニューヨークはまだ午前五時前だ。
【元気か?最近璃子に会ったらバッサリ髪を切っていたんだが、お前なんか聞いてる?】
京介にラインを送ったら、彼はもう起きていたのかすぐに既読がついて、返信が来た。
【え?初耳だ。璃子の写真ないのか?】
どうやら彼はなにも知らないらしい。
【そんなのイチイチ撮るかよ。知らないならいい。じゃあな】
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