この男、危険人物につき取扱注意!

(もぅっ!
あの人はすぐ居なくなるけど、どこで何してるのよ⁉︎
何度も携帯電話持って移動しろって言っても聞いてくれないんし!
何のための携帯電話だか!
さっきも、デスクの引き出しで鳴ってたし…
あの電話もきっと副社長からだよ?
それにしても、副社長に自分を探させるって、あんた何様のつもりよ⁉︎)


副社長に気にしなくて良いと言われていた千夏だが、副社長自ら電話を掛けてきたと言う事は、急用に違い無いと思った千夏は、地下にある喫煙所へと階段を急ぎ降りて向かった。


「はぁはぁはぁ…階段多すぎる…なんで社長はここまで天井高くしたかなぁ…はぁはぁ」

(それにしても会社(うち)は禁煙を推進してるのに、なんであの人は平気でタバコ吸うかな⁉︎
いくら副社長が大学の先輩だからって、そこまで副社長に甘えちゃダメでしょ⁉︎)


千夏の勤めるDOYでは禁煙を推進しており、面接時には喫煙についての質問が有る。その為、喫煙する者は少なく喫煙所を使う者はまず居ない。


(あっやっぱり居た!)「チー…」


千夏が木ノ下に声を掛けようとしたその時、一歩先に声を掛ける副社長の代々木代がいた。





< 42 / 190 >

この作品をシェア

pagetop