しあわせ食堂の異世界ご飯6
けれど、出てきたのは有罪の証拠となる書類ばかり――。
「……わたしに、リベルト陛下を慕っているのか?と、お父さまはお聞きになりましたね」
「あ、ああ……。仲睦まじくしているのを見てしまったから」
「リベルト陛下のことは、兄のように慕っているというのが、正しいと思います。恋をする、その好きとは違うんです」
突然のリズベットの告白に、ライナスはいったいなにを言い出したのかと顔を上げてリズを見る。
「お父さまが『リベルト陛下と婚約をしたいか?』と、そう言ったとき……わたしは頷きました。それは、この証拠をリベルト陛下にお渡しするためです」
今のリズベットでは、自由にリベルトに会うことができないからだ。
婚約者になればリベルトに会う理由もできるし、ライナスのことを相談したりすることもできる。
そしてもし、もし本当に悪いことをしていたのなら――きちんと、その罪を償ってほしいとリズは幼いながらにしっかりと考えていた。
「わたしは公爵家の娘です。貴族は国に仕え、その誇りを決して忘れぬようにしなさい。そう、お母さまに教わりました」
そう言って、リズは頭を下げた。
「……わたしに、リベルト陛下を慕っているのか?と、お父さまはお聞きになりましたね」
「あ、ああ……。仲睦まじくしているのを見てしまったから」
「リベルト陛下のことは、兄のように慕っているというのが、正しいと思います。恋をする、その好きとは違うんです」
突然のリズベットの告白に、ライナスはいったいなにを言い出したのかと顔を上げてリズを見る。
「お父さまが『リベルト陛下と婚約をしたいか?』と、そう言ったとき……わたしは頷きました。それは、この証拠をリベルト陛下にお渡しするためです」
今のリズベットでは、自由にリベルトに会うことができないからだ。
婚約者になればリベルトに会う理由もできるし、ライナスのことを相談したりすることもできる。
そしてもし、もし本当に悪いことをしていたのなら――きちんと、その罪を償ってほしいとリズは幼いながらにしっかりと考えていた。
「わたしは公爵家の娘です。貴族は国に仕え、その誇りを決して忘れぬようにしなさい。そう、お母さまに教わりました」
そう言って、リズは頭を下げた。