しあわせ食堂の異世界ご飯6
そしてその上に、焼いたハムが載っている。最後に妖精のリボンでふたつが結ばれているので、可愛らしい見た目になっている。
「……よし、食べるぞ」
ずっと見ているのも幸せだが、きっと食べたらもっと幸せになれるはずだ。レオンは手鞠寿司を手でつかみ、ひと口で食べる。
「ん……っ!」
噛んで最初に感じたのは、ハムの旨味と、しんなりした妖精のリボン。味はホウレンソウに似ていて食べやすいが、少し独特な風味がする。
普通に焼いているだけなのだろうが、肉厚のハムは歯ごたえがあり美味い。
「……んむ?」
そして次に、おそるおそる……といった感じで酢飯を咀嚼する。刻んだアメノ草が入っているので苦いかもと気を張ってしまっていた。いたのだが……。
「美味い」
たったひと言、それに尽きる。
勢いよく噛んで、飲み込み、その余韻を感じる。
苦いはずのアメノ草は、ご飯に染み込んできたハムの肉汁のおかげで、その独特な味がほとんど気にならなくなっていた。
それどころか、少しの苦みが美味しいアクセントのように感じてしまったほど。
「すごい……これが、アリアさんの料理か……」
「……よし、食べるぞ」
ずっと見ているのも幸せだが、きっと食べたらもっと幸せになれるはずだ。レオンは手鞠寿司を手でつかみ、ひと口で食べる。
「ん……っ!」
噛んで最初に感じたのは、ハムの旨味と、しんなりした妖精のリボン。味はホウレンソウに似ていて食べやすいが、少し独特な風味がする。
普通に焼いているだけなのだろうが、肉厚のハムは歯ごたえがあり美味い。
「……んむ?」
そして次に、おそるおそる……といった感じで酢飯を咀嚼する。刻んだアメノ草が入っているので苦いかもと気を張ってしまっていた。いたのだが……。
「美味い」
たったひと言、それに尽きる。
勢いよく噛んで、飲み込み、その余韻を感じる。
苦いはずのアメノ草は、ご飯に染み込んできたハムの肉汁のおかげで、その独特な味がほとんど気にならなくなっていた。
それどころか、少しの苦みが美味しいアクセントのように感じてしまったほど。
「すごい……これが、アリアさんの料理か……」