しあわせ食堂の異世界ご飯6
体の力が抜けてリントに寄りかかると、そのまま横抱きにされてしまう。見上げると、とても楽しそうなリントの顔。
「恥ずかしい……」
もう誰にも顔を見せられないとばかりに、アリアは両手で自分の顔を隠す。
聞こえてくるのは、「ラブラブだね!」「ひゅーひゅー!」「私も彼氏ほしい!」「お幸せに!」と言った声。
(嬉しいけどっ! 恥ずかしいっ!!)
「私の妃は国民からの人気が高いな」
皇帝である自分よりも高いのではないか?と、リントはアリアを見る。
「だって、私ができることなんてそれくらいでしたから」
「アリア?」
「……リントさんが政治で内部をまとめ上げるなら、私は料理で国民の胃袋を掴もうと思ったんです。王族として大切なことは、国民を愛し、愛されることでしょう?」
そのためアリアは、国民からの支持を不動にしようと考えた。
まずはこの街で、『しあわせ食堂のアリア』を知らない人はいないと言われるようになること。それができたら、次は国中に。
「エストレーラの王女はいらない、なんて言われて、リベルト様の足を引っ張ることはしたくなかったんです」
「恥ずかしい……」
もう誰にも顔を見せられないとばかりに、アリアは両手で自分の顔を隠す。
聞こえてくるのは、「ラブラブだね!」「ひゅーひゅー!」「私も彼氏ほしい!」「お幸せに!」と言った声。
(嬉しいけどっ! 恥ずかしいっ!!)
「私の妃は国民からの人気が高いな」
皇帝である自分よりも高いのではないか?と、リントはアリアを見る。
「だって、私ができることなんてそれくらいでしたから」
「アリア?」
「……リントさんが政治で内部をまとめ上げるなら、私は料理で国民の胃袋を掴もうと思ったんです。王族として大切なことは、国民を愛し、愛されることでしょう?」
そのためアリアは、国民からの支持を不動にしようと考えた。
まずはこの街で、『しあわせ食堂のアリア』を知らない人はいないと言われるようになること。それができたら、次は国中に。
「エストレーラの王女はいらない、なんて言われて、リベルト様の足を引っ張ることはしたくなかったんです」